|  配線基準の設定 パターンを作成するときの基本的な条件をDRC(Design Rule Check)で設定する必要があります。DRCは規定値として一般的に使う値が既に設定されていますが、主要な項目は確認することをお勧めします。  配線基準の設定はDRCアイコンを押すと、以下のようなダイアログが表示されます。 最初はイーグルの規定値(デフォルト)が設定されているDRC(default)が表示されます。   配線間隔 ( Clearance )  
  上図はWireとPad間の項目を選択した場合です。どの部分の値かが図で表示されます。  パターン位置 ( Distance )  
  配線幅、ドリルサイズ ( Sizes )  
 回路図の作成でNet classesを使用して配線する場合、Defaultクラスの値にはここで設定されている値が使用されます。  部品取付パッドサイズ ( Restring )  
 ライブラリ等で指定されている部品のパッドの大きさがRestringで設定する値より大きい場合、Restringで設定する値は適用されません。Restringで設定する値よりライブラリ等で指定されているサイズが小さい場合、Restringで設定する値が適用されます。ですから、Restringではパッドの大きさの最小値を指定することになります。 Min, %および Maxの関係は次のようになります。Min を Max より大きな値にはできません。 
 Innerは多層プリント基板のための設定で、単層または2層のプリント基板の場合には関係ありません。  その他の指定 ( Shapes, Supply, Masks, Misc ) 上記以外の設定項目としてShapes, Supply, Masks, Misc がありますが、基本的にはデフォルトのままで問題ないと思います。必要に応じて各自使いこなしてください。 
  設定の保存 ( File )  DRCの設定を変更した場合、設定値をファイルに保存して、他のプロジェクトなどに使用することができます。 ファイルの拡張子はdruで、標準ではEAGLEのインストールフォルダ配下のdruフォルダに格納されます。格納先フォルダを変更することもできます。 作成したファイルを読み込むためにはLoadボタンを使用します。 | |||||||||||||||||