目次事例集車で活用する電子/電気回路


盗難警報機


私は遭ったことはありませんが、車の盗難は結構多いですね。いつ盗難に遭うかもしれないので盗難警報装置を作ることにしました。
装置は盗難警報装置本体、タッチセンサーによる警報解除部、そして警報装置が作動した場合に微弱電波を出して盗難車の位置を確認出来るようにしました。

動作は車を始動してそのまま15秒すると、まず、警報音が車内で鳴ります。さらに15秒するとクラクションを鳴らして周りに異常を知らせます。(エンジンを止めてしまうことも考えましたが、急にエンジンが止まった場合、交通事故になる可能性が大きいので止めました。)警報装置の動作はエンジンを止めれば停止します。
クラクションが鳴ると同時にFMの微弱電波を出す発振器を作動させます。こちらはエンジンを止めても止まりません。専用のスイッチを操作しなければ止めることは出来ませんので、盗難に遭った後に捜索するときの手がかりになるかも知れません。
電波はFMラジオで受信出来る周波数にしていますので、特殊な受信機が無くても電波を確認することができます。ただ、微弱電波ですので車から数十メートルの範囲でしか電波は届きません。ですから、これで見つかるかどうかは分かりません。

タッチセンサーの取り付け位置は車を始動するときいつも触る必要があり、何気ない動作で触れる場所に取り付けます。(結構悩みます)


赤い部分の各ブロックはクリッカブル・イメージ・マップになっていますので、回路図を見たいブロックをポイントし、クリックすると該当ページにジャンプします。