目次PIC回路集遠隔大型表示装置操作装置製作工程


遠隔大型表示 制御装置ケースの穴開け 詳細写真

実際に紙に穴を開けて部品を取り付けて穴の位置を決めます。
キー操作の動作はカテゴリ選択→数字選択→送信というように左上から右下になるようにしました。
クリアキーは通常は使用しないので左端に配置しました。

少し大きめの穴が開いてしまった場合には後で紙を貼って穴の大きさを調整します。
この穴を調整する紙を貼らないと実際に開ける穴も大きくしてしまう可能ですがあるので、必ず必要な大きさの穴になるように紙で補正しておきます。
ネジ穴の中心もマーキングしておくと正確に穴を開けることができます。



仮付けの状態を裏面から見た写真です。



部品を取り外し、ネジの位置、部品の穴などの補正を行います。
赤い線は部品の取付位置がケースのエッジとあっているか確認するために書いたものです。



上の型紙を使用してケースに穴の位置を描いた状態です。



ケースの穴開けが終わりました。
LEDやスイッチを取り付けるネジには皿ネジを使います。皿ネジはネジの頭が平らになっているのでネジの頭が出っ張りません。ネジをパネル面と平らにするためにネジ穴を皿状に削ります。今回使用した皿ネジはネジ部が3mmなので3.2mmの穴をあけ、6mmのドリルを使用して皿状に削りました。





部品を取り付けた状態です。
LEDとスイッチは部品の高さが違うので高さの調節にはナットまたはワッシャを使っています。




背面部の穴開け

底部の穴開け

空気穴
操作装置には電源ユニットを入れるため多少の熱がでます。ですから、ケースの底板とカバーの背面に熱を逃がすための空気穴を開けています。






目隠しシートおよびアクリル板の穴を開けるための型紙を作ります。
スイッチの部分は最初大きめの穴をあけ、実際のパネルに当てて、スイッチの位置に合うように紙を貼り付けていきます。このようにすると狂いのない型紙を作ることができます。





目隠しシート
皿ネジなどを黒い紙を使用してマスクしています。このマスクにより、LEDおよびスイッチのボタン以外は外部から見えなくなります。



アクリル板
操作面には紫色のアクリル板を取り付けています。見栄えを美しくすると同時に、LEDの表示をはっきりと見ることができるようになります。LEDの表示をはっきりさせるためには紫色が一番適しています。




パネルの部分が完成しました。