目次PIC回路集遠隔大型表示装置


遠隔大型表示 操作装置 製作工程


プリント基板回路の作成
操作制御部

PIC16F873をはじめ、操作装置の制御を司る回路です。
部品の取り付け位置を決めるために最初にICコネクタの1つを取り付けます。私はIC1の1番ピン側のICソケットを最初に取り付けました。部品の下に配線をする必要がある場合にはその配線を先に行います。
C5は最初立てて取り付ける予定でした。その状態でも問題はないのですが、高さを低くするために横方向に取り付けました。
その場合、C5、C6の位置を裏面から見て少し左にしたほうがよさそうです。
数字選択キー部

今回使用したプリント基板に開けられている穴は約0.6mmです。数字選択キー(テンキー)のリード線はそれよりは若干太かったので0.8mmのドリルで穴を広げて取り付けました。
キースイッチには透明なプラスチックカバーを取り付けることができます。キーボタンとカバーの間に名称を印刷した紙を挟み込んでいます。
数字表示部

一部の配線は7セグメントLEDの下を通す必要があります。ですから、LEDを取り付ける前にそれらの配線をしておく必要があります。
ただ、全てをビニール被覆で配線する場合には意識する必要はありません。
種別キー、種別表示、クリア・キー

特に難しいことはありません。




ケースの穴開けおよびパネルの作成


ケースの操作面に各部品を取り付ける穴を開けますが、穴の位置を決めるために操作面と同じ大きさに切った厚手の紙を使いました。部品の配置を考え、部品を取付てみます。見た目、操作性が悪ければ紙なので変更も容易です。



配線


プリント基板相互の接続にはビニール被覆線を使用しています。電源以外は流れる電流は少ないので0.12/7 PVCを使用しました。配線は各プリント基板の穴を利用し、ビニール紐で固定しています。
今回使用した線材の色は10色です。全ての配線を別の色にはできないので、接続先装置に配線するときにテスターを利用して配線を確かめる必要があります。