目次事例集車で活用する電子/電気回路


シフトレバーによるヘッドランプ制御


夜間に車を運転したとき交差点などの一時停止でヘッドランプを消灯します。これはどうも日本の習慣みたいなんですが、文化といえばそうかもしれません。対向で止まっている車とか横断歩道を渡る人に迷惑だからという気配りから始まったのですかね。
由来はともかくちょっと面倒な時もあります。

不精者の私はオートマチック車に乗っていて、ヘッドランプの制御はICコンライトという周囲の明るさでヘッドランプ等を制御する装置を付けています。これは暗くなると自動的にヘッドランプ等を点灯する物で、手間いらずで、トンネルに入った時にもいちいちランプスイッチをひねる必要もありません。
ここに紹介するのはICコンライトではなく、暗くなってICコンライトでヘッドランプ等が点灯したとき、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)レンジ以外(P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル))ではヘッドランプを消灯するというものです。
交差点などで一時停止をするときにはN(ニュートラル)レンジにしますが、この時、一緒にヘッドランプを消灯するようにしました。

ICコンライトでランプが点灯した時だけ制御をするようにしたのは、通常のランプスイッチで操作した場合にはP、R、Nレンジでもランプが点灯するようにしたかったからです。