目次CPLD入門


電子掲示板用 7ビット x 16列 ラッチレジスタ



このページではPICを使用した「サインボード2」で使用するラッチレジスタを紹介します。
電子掲示板のLEDの点灯/消灯状態を保持するための回路です。
ラッチレジスタは汎用のロジックIC(4034B : 8 Bit Universal Bus Register)などいろいろな種類がありますが、
8ビットのラッチを行うのには入/出力ピンだけで16ピン必要で24ピンのICになってしまいます。
8ビットx16列のラッチを行うのには16個のICが必要です。実装だけでも大変です。

ここで紹介する回路はXC9572-PC84というCPLDを2つ使用した回路です。
ピン数の関係で1つのCPLDに7ビットx8列のラッチ機能を持たせています。
本当は8ビットにしたかったのですが、ピン数の関係で7ビットにしました。

列を指定するためのセレクタには4ビットのバイナリーコードを使用しています。
それぞれのICには4-16セレクタを持たせ、それぞれ8列づつ制御しています。






サイドA


サイドB

動作状態表
入力出力
CLKS0S1S2S3Q0-Q15
0000Q0 = DIN
0001Q1 = DIN
0010Q2 = DIN
0011Q3 = DIN
0100Q4 = DIN
0101Q5 = DIN
0110Q6 = DIN
0111Q7 = DIN
1000Q8 = DIN
1001Q9 = DIN
1010Q10 = DIN
1011Q11 = DIN
1100Q12 = DIN
1101Q13 = DIN
1110Q14 = DIN
1111Q15 = DIN

CLKはHからLに変化したときに有効