目次CPLD入門


PLCCソケット



CPLDデバイスをプリント基板に搭載するためにはPLCCソケットを使用します。PLCCはPlastic Leaded Chip Carrierの略です。

ソケットの裏面にプリント基板を接続するためのリードピンがあります。ピン間隔は0.1インチなので、ユニバーサル基板にも搭載することができます。

ソケットの方向を確認するためには上面から見て、左上に斜めの角が来るようにします。その状態で上側の列の真ん中が1番ピンです。CPLDを入れる部分の内側に1番ピンを示す三角の印があると思います。

ソケットの外形寸法は44ピンのものが約23mm x 23mm、84ピンのものが約37mm x 37mmです。





左の図は44ピン用のソケットを裏面から見た場合のピン配置を示しています。

ピン数が多いので間違えないように注意する必要があります。



下の図は84ピン用のソケットを裏面から見た場合のピン配置を示しています。




デバイスの外し方


PLCCソケットからCPLDデバイスを取り外すには細いドライバを使用します。PLCCソケットには角に取り外すための溝があります。ドライバの先を溝に入れ、デバイスを上に持ち上げるようにして外します。対角側と交互に少しずつ持ち上げて外します。乱暴に扱うとデバイスを痛めてしまうので、ゆっくりと慎重に外します。