目次電子回路工作素材集PLLシンセサイザ発振器(3)


PLLシンセサイザ発振器(3)の調整


 調整に必要なツール


調整というよりは確認です。 調整するところはあまりありません。

 調整の手順
    調整準備
      ICソケットを使用している場合には、IC1からIC5をソケットから外しておきます。
      (配線に誤りがあった場合、ICが壊れてしまうので、安全のためです)
      配線が細かいのでハンダブリッジ(隣の端子または配線とハンダが接触してしまう)が無いかどうか十分に確認をします。
      コンデンサなど極性がある部品は取り付けが正しいかを確認します。



    電源の確認
      電源を接続します。
      テスターを電圧測定モードにしてマイナスのリード線を接地に接続し、プラスのリード線で以下の電圧を測定します。(この後の電圧測定ではマイナスリードは全て接地に接続して行います)
      +8Vの電源電圧が出ない場合には回路がショートしていることが考えられますので、直ちに電源を切ります。

        +8Vの電源電圧
        IC1の16番ピン
        IC2の16番ピン
        IC3の16番ピン
        IC4の16番ピン
        IC5の16番ピン

      電圧の確認が終了したら、電源を一度外して、IC1からIC5を搭載します。
      電源を入れたままICを着脱してはいけません。(ICが壊れてしまいます)
      ICの装着が終わったら、再び電源を入れます。



    基準周波数の確認
      4060の1番pinに周波数カウンタを接続し、基準周波数を確認します。
      基準周波数として1KHzが出ていればOKです。

      正常に動作しない場合
        ハンダ付けを確認します。
        ほとんど部品がないので、ハンダがうまく付いていないか、部品の不良くらいしか考えられません。



    出力周波数の確認
      BCDスイッチの設定値により出力周波数が変化することを確認します。
BCD設定値出力周波数(KHz)
102101100

0〜9KHzは指定できません。
指定しても安定した出力は得られません。
01010
01111
01212
01313

途中省略
999999




    出力周波数の調整
      出力に周波数カウンタを接続して周波数指定を999KHzに指定します。
      VC1を調整して999.000KHzに設定します。

    以上で調整が終了しました。