目次PIC入門873ハードSFR

PIC16F873のSFR説明(13)

CCP2CON (CCP2制御用レジスタ) 1Dh
    このレジスタではCCP2に関する制御が行われます。
カッコ内の値は電源投入直後の状態です。

CCP2X,CCP2Y : PWMデューティ設定値の下位2ビットを指定
CCPのPWM機能でパルスのデューティを指定するときの下位2ビットを指定します。

CCP機能の詳細は「PIC16F873のCCP機能」を参照して下さい。

CCP2M3,CCP2M2,CCP2M1,CCP2M0 : CCP機能のモードを指定
CCP2
M3
CCP2
M2
CCP2
M1
CCP2
M0
CCPモード
0000CCP機能停止
0100キャプチャモード:入力信号の立ち下がり毎にトリガ
0101キャプチャモード:入力信号の立ち上がり毎にトリガ
0110キャプチャモード:入力信号の4回目の立ち上がり毎にトリガ
0111キャプチャモード:入力信号の16回目の立ち上がり毎にトリガ
1000コンペアモード:一致時にRC1/T1OSI/CCP2(pin12)をHレベルに設定
1001コンペアモード:一致時にRC1/T1OSI/CCP2(pin12)をLレベルに設定
1010コンペアモード:RC1/T1OSI/CCP2ピンの状態は変化しない
1011 コンペアモード:RC1/T1OSI/CCP2ピンの状態は変化しない。
タイマー1をリセット
A/Dコンバータを起動
11xxPWMモード





CCPR2L,CCPR2H (CCP用レジスタ) 1Bh, 1Ch
    このレジスタはCCPの動作でデータを操作する際に使用されます。各モードにより用途が変わります。
    CCP機能の詳細は「PIC16F873のCCP機能」を参照して下さい。
キャプチャモード

キャプチャ時にタイマー1の内容が格納されます。
両レジスタを組み合わせて16ビットのレジスタとして使用します。
コンペアモード

タイマー1と比較するデータを設定します。
両レジスタを組み合わせて16ビットのレジスタとして使用します。
PWMモード

デューティ用のデータをCCPR2Lに設定します。
CCPR2Hは内部の処理用に使用され、書き込みはできません。