目次PIC入門


PIC16シリーズの命令仕様 (7)



命令一覧

RETFIE割り込み処理からの復帰
書式[label]RETFIE( label は省略可 はスペースを示す )
オペランド無し
実行内容 割り込み処理からの復帰をする。
スタックに格納されている最新の戻り番地をPCにセットする。
INTCONレジスタのGIEビットを1に設定して割り込み可能にする。
影響フラグ変化無し
命令実行
サイクル
2サイクル


RETLWリテラルデータをWレジスタにセットしてサブルーチンから戻る
書式[label]RETLWk( label は省略可 はスペースを示す )
オペランドk:リテラルデータ ( 00(00h) 〜 255(FFh) )
実行内容 サブルーチンから戻る。
リテラルデータをWレジスタに設定する。
スタックに格納されている最新の戻り番地をPCにセットする。
サブルーチンでの処理結果によりリテラルデータが異なるRETLWを使うことにより処理結果を引き渡すことができる。
影響フラグ変化無し
命令実行
サイクル
2サイクル


RETURNサブルーチンから戻る
書式[label]RETURN( label は省略可 はスペースを示す )
オペランド無し
実行内容 サブルーチンから無条件で戻る。
スタックに格納されている最新の戻り番地をPCにセットする。
影響フラグ変化無し
命令実行
サイクル
2サイクル


RLFf レジスタ の内容を左にシフト
書式[label]RLFf, d( label は省略可 はスペースを示す )
オペランド f:ファイル・レジスタのアドレス ( 00(00h) 〜 127(7Fh) )
d:結果格納先 ( 0 または 1 )
実行内容 f レジスタの内容をキャリービットも含めて1ビット左に移動する。
d = 0 なら結果をWレジスタに上書きする。
d = 1 なら結果を f レジスタに上書きする。
影響フラグf レジスタの最上位ビットをCに設定
命令実行
サイクル
1サイクル


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